【サツマイモの効果】
94歳の母は、食欲があり、心臓は弱ってきているものの、胃腸は元気です。
戦前戦後を経験している母は、食糧難を経験しています。
ある時期、芋しか食べれない時期がありました。
母の世代は、当時芋しか食べれなかった経験から、芋嫌いの人がいる反面、母のようにサツマイモが大好きな人もいます。
現代の若い女性も、焼き芋や芋のスイーツなど好評です。
16年近く前から、母の朝食の主食はお米から芋に変えています。
3時のおやつも、サツマイモです。
1日に多い時には、大きな芋を3本くらい食べることがあります。
芋を食べる前は、よく便秘をしていました。
ひどい時は便秘で体調を崩し倒れたこともあります。
芋を食べ始めてからは、便秘をしたことがありません。
また、芋は食物繊維だけでなく、陽性の食材で、滋養もあるので、白米に比べ、便秘、疲労回復、お腹の冷え改善など、とてもバランスの良い食材と言えます。
今の母にとって芋は欠かせないものとなっています。
近年、サツマイモもいろんな種類が出てきており、シルクスイート、紅はるか、などしっとり系で甘みの強い品種も出て人気です。(母も大好きです)
最初の頃は、湯に入れて茹でていましたが、今は蓋付きの鉄板鍋で40分以上かけて焼いています。
その方が甘みが増すようです。
毎日家内が芋を焼いたのですが、毎日焼く手間が大変なので、最近は、少し多めに焼いて、冷凍保存しています。
芋も焼いてすぐ食べるよりも、1日置く方が、さらに甘味が増すようです。
芋はそのまま出すのではなく、厚さ1センチ位に輪切りに切って、母が食べやすくしています。
輪切りにすることで、時期外れの繊維の多い芋でも、あまり気にせず食べられます。
母の実績から、お芋が嫌いでなければ、朝食だけでも主食をサツマイモに変えてみてはいかがでしょうか。