【腰椎の体の形】
この方は医療機関で「腰椎すべり症」の診断を受けておられます。
体が左に傾き、捻じれて、バランスがとれていません。
左のお尻や足に痛みやしびれがあります。
その他にも首肩の痛み、股関節に症状がありました。
【6回目・体の形が改善】
左側に傾いた体が元に戻り、捻じれも改善され正中線上に来ています。
※すべての方に成果と成功を保証するものではありません。
【整体ワンポイント解説】
車や飛行機の歪みは重大問題なのに体の歪みは気にしない?
一般的に、多くの方が「体の形」に無関心です。
体の形によって、筋肉や関節、神経、内臓まで影響を受けることがあまり知られていません。
イメージしてみてください。
タイヤが左右の大きさが違う車。
翼の長さが左右違う飛行機。
うまく走ったり、飛んだりすることが出来るでしょうか。
歪みが小さければ、操縦訓練次第では、走ることも飛ぶことの可能かもしれません。
しかしこのまま動かしていると、どこかに負荷がかかり、いつかは金属疲労をおこし故障の原因となるでしょう。
人間の体も同じこと
手足の長さが違ったり、体が左右に傾いていたり、体が前後に倒れていたり、ねじれていたり。
この状態で生活していると体のどこかに負担がかかり、故障の原因となるのです。
それではなぜ、体の歪みは大問題なのに多くの人はそれを問題視しないのでしょうか。
それは、今のつらい症状と体の歪みの関係性に気が付いていないせいです。
現代医学において、病院の医師はあまり「体の形」を重要視していない
あまりにも病気に対する問題を細分化し、局所の問題だけを追求し過ぎたために、体全体を大局的に見ることができなくなっているからです。
たとえ、体の形が問題であると理解している医師がいたとしても、それを改善する方法が分からなければ、無視するしかありません。
さらに言えば、対処法がわかっても、1人に5分と掛けられない今の医療では現実的にその方法を導入することは不可能なのです。
体の形にこだわる整体師もそれほど多くない
残念なことに、すべての整体師が「体の形」にこだわっているわけではありません。
ほとんどの整体師も局所を対象にした手技を行っています。
この世に名を残している極一部の整体師だけが、この問題について、生涯をかけて追及し手技を残しています。
本物の整体師は、あまり多くはありません。