この方は、腰と右足裏の不調で和楽堂に来られました。

姿形写真では、頭や体は大きく左に傾いています。どんな症状も体の形に現れます。

具体的な症状は、

◆左右の腰の痛み、右側の方が強い痛み。長時間の座位がつらい

◆足の裏は全体が腫れぼったい感じで、階段の下りで特に感じる。30分くらい歩くと痛みが強くなる。

◆両足の下腿部に冷えとダルサを感じる。

(腰と足以外の症状)

頭痛・冷え性・体のダルサ・首肩のコリ・花粉反応

腰痛で来られて検査で体の非対称の歪みがある方から、詳しくお話を伺うと腰痛以外にも、色んな不定愁訴を抱えておられる方がほとんどです。

しかしそれらの症状と歪みを関連づけて考える方はほとんどいません。

今の医療機関自体が、色んな不快症状と歪みの関係を理解していないのですから仕方のないことです。

例えば、

◇胸が息苦しく呼吸が深く吸えない

◇ひどく肩がコル

◇背中がコル・痛い

◇動悸がしやすい

◇胸焼けや吐き気がする

こういった体の不快な症状があれば必ず体は非対称の歪みが出ています。

幾ら病名が付くほどでいなくても、体の異常は、体の姿にはっきりと出ているのです。

この状態を放っておくと、さらに症状が進み、病名が付くほどの器質的な異常となってしまうのです。