【脊柱管の体の形】

この方は「脊柱管」の不調で来られました。

体が右に傾き、バランスがとれていません。

右肩が下がり、体の軸が崩れています。

症状は右足にあります。

【3回目・体の形が改善】
右側に体が傾く、右肩下がり、骨盤の傾き、が改善されてバランスが良くなっています。

※すべての方に成果と成功を保証するものではありません。

【整体ワンポイント解説】

関節は筋肉によって歪む

体の関節は、筋肉によって動きます。

筋肉の動きが悪くなると、当然関節も動かなくなります。

背骨で説明すると、左右の同じ筋肉の片側が収縮したまま動きが悪くなると関節はそちらに引っ張られます。

逆に片側の筋肉が緩み過ぎるても、反対側に関節は傾きます。

背骨自体の骨折や変形は別にして、背骨自体が勝手に曲がったり伸びたりはしません。

体の歪み(骨格)は、筋肉の異常から起こるのです。

筋肉の状態を見極める

その筋肉の異常は、筋肉の疲労、自律神経の不調、けが、病気、ストレス、運動不足、日ごろの体の使い方や姿勢、で起こります。

歪みを改善させるには、どの筋肉が縮んで動きが悪くなっているのか、どの筋肉が緩み過ぎて悪くなっているのか、見極める必要があります。

むやみやたらに全身を揉みほぐしても、歪みは改善しません。

詳しく説明すると、「縮んでいる筋肉に対するアプローチ」と「緩み過ぎている筋肉に対するアプローチ」では対処の仕方が違います。

筋肉の作用において、前後の動きに関わる筋肉、左右の動きに係る筋肉、左右の回旋に係る筋肉、があり、それぞれの作用筋と拮抗筋の状態を個別に見極めていく必要があるのです。

脊柱管の問題の対処法

脊柱管も狭窄している椎骨部は、水平状態を維持しておらず、前後・左右・回旋に偏りがあります。

前後・左右・回旋における筋肉の状態のバランスを正常にすると、狭窄による神経の圧迫も軽減し、症状の改善が見込めます。

そのバランスのとり方は、局所の対処法ではなく、体全体の筋肉の調整をすることで、一時しのぎの改善ではなく、根本的な改善につながるのです。