この方は、腰痛(右側)の悩みで来られました。
足にシビレなどの症状はありませんでした。
姿形写真は、右に体が傾き、骨盤の傾きも正常にありません。
どのような症状も、体の形に現れます。
腰痛以外の症状は、首肩のコリ、花粉の症状、生理痛、冷え性があります。
この方の左右の膝は、屈曲の逆に反ってしまう「反張膝」があります。
若い頃、右膝は外れた状態になったことがあります。
腰が悪い場合、足に異常がある方が多く、足の歪みの影響で骨盤や腰に異常が起こります。
腰が悪ければ腰だけに目がいってしまいがちですが、そこが原因でないことが多いのです。
根本的な問題を見つけて対処しなければ、腰を揉んだり叩いたり、するだけでは、単なる対症療法になってしまい、根本解決になりません。
腰の問題となる、足の歪みのチェック方法は、
◆足の長さが左右で違う
◆仰向けに寝た時に、足先の倒れ方が左右で違う
◆どちらかの足の膝が伸びきっていない
◆足の筋肉の付き方に左右でかなり差がある。
◆股関節や膝関節に問題がある
◆足首が反らない
◆足が偏平足
◆足の指に変形がある
(外反母趾など)
腰痛のある方は、上記の足の歪みのチェックをしてみてください。
今現在、腰痛がなくても、このような足の問題があれば、いずれ腰痛が起こる可能性は高くなります。