自然法則に基づく整体で体の形を変えれば「脊柱管」は変わります。

中高年になって起こる足のシビレや痛みは、病院で詳しく調べると、脊柱管に異常が見つかることがあります。

臀部や足に痛みやシビレがあり、脊柱管の異常の可能性のある方は、脊柱管の異常について分かりやすく説明しますのでお読みください。
 

【脊柱管の異常・体の形】

この方は、整形外科で「脊柱管狭窄症」と「変形性の膝関節症」の診断を受けておられ、体が大きく右に傾いて、体が中心軸に対し非対称性です。
 

【脊柱管の異常・脊柱管狭窄症とは】

脊柱管の異常で、一般的によく知られているのが、腰部の「脊柱管狭窄症」です。(せきちゅうかんきょうさくしょう)

脊柱管とは、背骨、椎間板、椎間関節、靭帯などに囲まれて脊髄の通り道です。

そこが狭くなると、神経が圧迫され、臀部や足に痛みやシビレなどの症状が出ます。
 

【脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニア】

お尻や足に痛みやシビレが出る病状として、一般なのが、「脊柱管狭窄症」と「椎間板ヘルニア」です。

この2つは足に同じような症状が出るのですが明らかな違いが有ります。

その特徴を説明しましょう。

若い方に多い「椎間板ヘルニア」に比べ、中高年に多いのが、「脊柱管狭窄症」です。

「椎間板ヘルニア」は前かがみで症状が出やすく、「脊柱管狭窄症」は腰を反らせた時に症状が出やすいです。

「脊柱管狭窄症」は、数十メートル歩くと症状が悪化して、座って少し休むと症状が軽くなり、また歩くと悪化する、間歇性跛行(かんけつせいはこう)という症状が特徴的です。


 

【脊柱管に異常が起こる理由】

多くは加齢に伴う変化というのが、一般に言われる原因です。

たとえば、椎骨の変形(骨棘の形成)、椎間板の膨隆、靭帯の肥厚、等です。また、すべり症による骨のズレ、などにより脊柱管が狭くなることもあります。

これらが一般的な原因とされていますが、これ以外にも、医療機関では、ほとんど説明されていない根本原因があります。それは体の歪みから起こる「椎骨の傾斜」です。


 

【椎骨の傾斜(椎骨のゆがみ)について】

椎骨の傾斜は、脊柱管狭窄症だけでなく椎間板ヘルニアにも言えることなのですが、椎骨の変形、椎間板の膨隆、靭帯の肥厚、などがあって、画像上脊柱管が狭くなっているところを、上下の椎骨を水平にすれば、症状は軽い場合や出ない場合があります。

(水平の場合)
(椎骨に傾きがある場合)

               
※脊柱管は椎間が狭まっている側に症状が出やすく,椎間板は椎間が広い側に症状が出やすい傾向にあります。

椎骨の傾き自体が原因で、ある一定の姿勢で症状が強く出やすくなっているのです。

さらに根本的なことを言うと、体が歪み、椎骨に傾いたことが原因で、椎骨の変形、椎間板の膨隆、靭帯の肥厚、などの器質的な変化が起きた可能性も否定できません。
 

【椎骨の傾斜を放置してはいけない】

脊柱管に異常が起きた時に、整形外科で行う処置で、薬の服用やブロック注射、などの痛みを抑える対策は、痛みさえ軽くすればよいという処置です。

それで良くならなければ、手術になります。しかし、問題の箇所を手術で除去しなくても、椎骨の傾きを改善すれば、問題は解決 できるケースは多いのです。

根本の解決のためには、椎骨の傾きを、まずは変える必要があるのです。


 

【整体の目的は脊柱管の修復ではない】

整体の目的は、非対称の体を対称にすること、それによって、骨盤や椎骨の傾きを無くすことです。

脊柱管が異常を起こした根本原因は体の非対称により、骨盤や椎骨に前後左右に傾きが起きた為です。

この根本原因がよくならなければ、脊柱管だけに注目する処置では不十分なのです。
 

【手術は最終手段】

和楽堂は、病院で手術を勧められた方が、整体で体のバランスを整えて、椎骨の傾きが水平になった結果、症状が良くなった症例が数多くあります。

上記で最初に写真でお見せした脊柱管の異常を起こしていた方の整体施術15回目の写真です。

右に傾いていた体が中心軸に対し対称性に近づきました。
それに伴って臀部や足の痛みや痺れは改善しました。

※:あくまで個人の結果です。すべての方に成果や成功を保証するものではありません。

(改善までに時間がかかる場合)
〇整体で対応できないくらい病状がかなり悪い。
〇無理な姿勢をとる仕事や重量物を持つ仕事をしている。
などです。