「動かさないこと」が体を歪ませる

体の歪みは、日常生活で体を動かすことによって起こるよりも、長時間動かさないことによって起こるほうが、はるかに多いのです。

🔴 長時間体を動かさないことは、体の歪みを生み出す大きな原因になります。

ケガで固定すると体は歪みやすくなる

例えば、ケガ(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷など)で関節や筋肉を長期間固定すると、体は確実に歪んでいきます。

🟨 関節や筋肉は、動かさないことで硬くなってしまいます。

同じ姿勢を続けることも原因

また、仕事で同じ姿勢のまま作業を続けていると、その姿勢に合わせて筋肉や関節が硬くなり、徐々に体の歪みにつながります。

長期間の入院で寝たきりの状態が続くと、首や腰に痛みが出ることがありますが、これも関節や筋肉がこわばり、動きが悪くなることが原因の一つです。

体は無理をしてでも動こうとする

人の体は、ある関節や筋肉の動きが悪くなると、その動きを補うために、姿勢を崩してでも立ったり歩いたりできるようにバランスを取ろうとします。

体は動きを補うために、別の部位へ負担をかけながらバランスを取っています。

そして、その状態が長く続くことで、歪んだ姿勢が当たり前となり、体の歪みが固定されてしまうのです。

🟨 最初は一時的な代償動作でも、続けば「普通の姿勢」として体に定着してしまいます。

痛みの原因は別の場所にあることも

例えば、足首の捻挫がきっかけで肩こりや頭痛が起こったり、股関節の炎症が原因で肩関節の動きまで悪くなったりすることがあります。

一見すると関係のない症状のように思えますが、一つの関節や筋肉の動きが悪くなることで、その部分をかばう動作が続き、別の部位に負担がかかって新たな症状を引き起こすことは珍しくありません。

デスクワークでも歪みは起こる

長時間のデスクワークなどで、激しい肉体労働をしているわけではないのに、関節や筋肉が痛んだり、肩や背中、腰のこりが気になったりする場合は、体の歪みが関係している可能性があります。

🟨 「動きすぎ」よりも、「動かなさすぎ」が体の不調を招いていることは少なくありません。