手首の痛み:腱鞘の異常

【手首の腱鞘の異常】

物が握れない、物が持てない、
指の曲げ伸ばしが出来ない等の
症状の手首の腱鞘の異常は、

親指側の手首の付け根に起こるものと、
手のひらの指の付け根付近に起こるもの
があります。

指の付け根付近に起こるものは
「ばね指」や「弾発指」ともいいます。

親指側の手首の付け根に起こる場合は、
伸筋の腱が通る腱鞘の異常で、指の
付け根付近に起こる「ばね指」は
屈筋の腱が通る腱鞘の異常です。

【筋と健の違い】

筋肉は筋と腱で構成されているのですが、
筋肉と腱の性質は全く違います。

筋は、血管や神経が多く存在していますが、
腱は血管も神経の分布が少ないのです。

筋の損傷は痛みが強く、内出血を
伴い、腫れて熱を持ちます。

腱の損傷は筋に比べると、痛みの
ある局所を動かさなければ痛みは
それほど強くなく、内出血も少なく
腫れや熱もあまりありません。

そのせいで腱の異常は初期の段階では、安静に
する時期を逃し、悪化させてしまいます。

筋は、血管や神経が多い分早い改善が
見込めますが、腱は血管も神経の分布が
少なく改善に時間が掛ってしまうのです。

筋の故障よりも腱の故障の方が、
たちが悪いと言えるかもしれません。

【腱と腱鞘の関係】

腱に負担がかかると、負担のかかる
ところに、しこりのような腫れが出ます。

その近くにある腱鞘の中を腫れた腱が
行ったり来たりすると腱鞘にも負担が
かかり腱鞘に異常が起きます。

従って腱鞘の異常は、まずは腱の異常が
起きて、その影響により起こるのです。

【腱の異常が起こる原因】

腱の異常が起こる原因は、手の使い
過ぎによるものと言われています。

確かに手の使い過ぎで、腱に疲労がたまり、
しこりが出来るのですが、同じ作業をしても
腱の異常が起こる人と起こらない人がいます。

その違いは何なのでしょうか。

それが分からず、手だけに注目し、
施術したのでは、改善が遅れたり、
一時的に楽になってもすぐに再発
してしまいます。

手を使い過ぎて、腱の異常が起きている方の
体を、視野を広げて全体を観察すると、必ず
バランスの崩れている所が見つかります。

特に、肩周辺の筋肉のバランスが崩れ、左右で
手の長さが違っている方がほとんどです。

左右差で1㎝以上の手の長さに差があれば、
同じような使い方をしても、人によって
腱の負担に違い症状が出てくるのです。

【腱鞘の異常の施術について】

病院や接骨院で行われる、痛み止めや湿布、
痛みのある局所のマッサージや指圧、物理療法
などはすべて対症療法です。

腱鞘異常の、早い改善を望むのであれば、
その施術は、腱鞘への局所へのアプローチ
だけでなく、体全体を見て、バランスの崩れ
ている所を修復し、手の腱にかかる負担を
まずは緩和させる必要があります。

腱鞘の異常は、全身のバランスを取る
ことで回復を早めることが出来るのです。

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