「バランス反射整体」坂口明先生語録

3ff97e449f494e79e67ae4fd9b3e68f6_s

「バランス反射整体を勉強される方のために」
藤原整体を継承される偉大な坂口先生の
整体哲学や手技のコツを後世に伝えるために
ここに残したいと思います。

平成8年に坂口勉強会が始まり、その勉強会から
現在に至るまでの坂口先生からお話いただいた内容です。

※毎週更新します。

注1:ここには技の技法説明や理論は、含まれていません。
   この技を正式に学びたい方は、
   バランス反射研究会(TEL:06-6671-9366)
   にご連絡ください。

注2:語録についての詳しい解説はしていません。
   聞いたままの内容を記載しています。
   私の間違った解釈で、坂口先生のお考えと違うことを
   お伝えてはいけないからです。
   語録についてのお問い合わせは、一切受け付けて
   おりませんのでご遠慮ください。

(語録1)

多くの整体や運動のストレッチに見られる前後系の歪みの調整では、

神経の中枢に刺激が入らない。そのため持続力に欠け、軽い症状なら

効果があっても重度の慢性疾患には効果が薄い。

 

(語録2)

仙骨の傾きは仙骨だけ調整しても治らない。腸骨や下肢の調整も必要である。

(語録3)

筋肉の運動生理学的な作用と抗重力筋の歪みの作用は違う。

(語録4)

圧定は呼吸が入ってきたらすぐに離さず2~3呼吸待って離す。

それ以上の圧は緊張が出てしまう。

(語録5)

関節(靭帯、関節包)を正常な動きにあわせて動かすと正常になる。

の動きの中で呼吸は決まっており、逆の呼吸で動かすと異常を起こす。

(語録6)

すべての圧定はツボのくぼみを調整、筋腹の盛り上がっている所は調整しない。

(深部に刺激が入らない)

(語録7)

大きい関節の動きの操作は表層の大きな筋が整うが、椎骨までは完全に調整できない。

椎骨自体を調整する必要がある。

(語録8)

末梢の筋を調整すると椎骨が緩むため、椎骨を調整する前に調整するのが良い。

(語録9)

最初に歪んだ原因が、上か下かは判断できない為、上と下の両方調整が必要である。

原因が上か下か分かる場合は、上のみ下のみでも調整すればよくなる。

(語録10)

【ひとつの技と理論が完成する過程】

1、今までの理論では解決できない問題が発生

2、新たな理論の仮説を見つける

3、あらゆる角度からの検証

1~3を繰り返す。

新しい薬が承認されるまでに何年もかかるように、

新しい理論とその理論に沿った技が出来上がるまでに

2年近くはかかる。

(語録11)

時、緊張側は自然に緩んでくるが、無理に緩めようと押し込んではいけない。

(語録12)

脊柱の圧定のみでも、うまくすればすべて整えることが出来る。

(語録13)

膝は股関節や足首の異常が膝の症状として現れる。

直接膝の治療をするのではなく股関節と足首などを

調整し、体全体のバランスの操法をすると良い。

(語録14)

呼吸関連の調整をしないと自律神経系に効果出ない。

語録15)
深部筋をどのように変化させるかが課題である。

(語録16)
体が弱っている人は、呼吸と深部筋を治さないと治らない。

(語録17)
呼吸を整えてから、操作する場合としないでする場合とでは、
操作の効き方が違う。マッサージの気持ちよさと、呼吸筋が整う
気持ちよさは別物で、呼吸の気持ちよさは一時的な気持ちよさではない。

(語録18)
単純に筋肉が縮んで緊張している筋肉をマッサージする分には
楽になるが、スパズム(伸ばされて緊張している)を起こして
いる筋肉はマッサージをするとさらに悪くなる。

(語録19)
急性患者は末梢操作でよいが、慢性患者は中枢操作が必要。

(語録20)
治療後すぐに患者を立たせるとふらっとくることがある。
まず正座をさせて時間をおいて立たせるようにするとよい。

(語録21)
関節を動かすのは大きな筋肉であるが、姿勢を維持する為の
筋肉は小さな深部筋である。調整は、最初に大きな筋肉の操作で、
大まかな歪みをとり、末梢から深部筋を整え、最後に堆骨の調整をする。

(語録22)
AS・PIは足の長さだけでは分からない。

(語録23)
バンザイ検査で右が短くなる時は、右肩に問題があることが多い。

(語録24)
呼気も吸気も8割のところで離す。

(語録25)
前後系が治っても流れ系が治らないと症状はとれない。

(語録26)
重度の患者さんには、最後に堆骨の調整が必要。

(語録27)
急性患者さんは前後と末梢操作でも効果があるが。
慢性の患者さんは流れの調整と中枢の操作がいる。

(語録28)
体がしっかりしている人は前後操作で効果があるが、
体が弱っている人は流れの操作が必要。

(語録29)
低周波は整体をする時はしないほうが良い。温熱治療はどちらでもよい。(ただし低周波も、バランス反射療法の歪みの理論に沿って行えば体は崩れません)

(語録30)
もし他の操作で壊れたら、腱中心と鎖骨下筋操作をすると良い。

(語録31)
圧定の直圧は、筋肉に対して垂直圧を言う。

(語録32)
殿屈検査で左右差がなければL4の異常はないと見てよい。

(語録33)
股関節に異常がある人は伏せ臥位での流れ系(開く検査)は分からない。

(語録34)
肩が丸くなってバンバンに張って硬くなっている人は、
肩井周辺のマッサージのしすぎ。

(語録35)
頭が反っていたいのは、C7,T1の可動がなくなっている。

(語録36)
顔を回旋できないのは、C1,C5が関係している。

(語録37)
めまいはC1、C5を調整する。

(語録38)
ツボの刺激は3呼吸位で短く入れる。筋肉の刺激は
ツボ刺激よりも長めに5~7呼吸入れる。

(語録39)
運動器系の調整は、圧定のみだけでは不十分で、関節も同時に操作が必要。

(語録40)
上肢と下肢の操作で可動はつくが、胸椎部、腹部を変化させるのは難しい。

(語録41)
上肢も下肢も操作する時に椎骨の角度にもっていかなければ効果が薄い。

(語録42)
流れ、重心がはっきりしない時に、椎骨の調整はしいてはけない。

(語録43)
神経症、自律神経失調症、などの人はC1、C5が必ず緊張している。

(語録44)
首の回旋系の障害はC1の関連。

(語録45)
頸椎がストレートネックの人の腰椎は後湾している。

(語録46)
L2は大腿部のまき。

(語録47)
関節に変形、癒着がある場合、モビリゼーションを加えて整体をするとよい。

(語録48)
腰椎の左右のふりは、重心に関連が深い。

(語録49)
O脚は大腿部が外に開き、下腿部が内に巻いている。

(語録50)
骨格のまきと、筋肉のまきは別物である。

(語録51)
筋溝部(圧定ポイント)は流れに合わせると自然とくぼみが見つかる。

(語録52)
L2・L3・L4の幅に足を開くとそれぞれの椎骨は左右が水平になる。
その状態で、椎骨に圧定を加える。

(語録53)
椎骨の2側のポイントは各椎骨によって、位置は上下する。

(語録54)
膝痛は内膝眼と外膝眼の高さを合わせると楽になる。

(語録55)
下肢伸展の時に、大腿筋膜張筋と縫工筋の代わりに、膝の悪い人には、
内外側広筋を使って伸展させてもよい。

(語録56)
下腿部に歪みがあれば前腕部にも歪みがある。

(語録57)
股関節の屈曲をしすぎると壊れてしまう、可動で止めて外旋外転すると
自然と良い位置に収まる。

(語録58)
触れる時の呼吸、離すときの呼吸、緩める呼吸、力を付ける呼吸は
決まっており、屈筋、伸筋の性質により使い分ける。

(語録59)
筋肉は縮んで緊張しているだけでなく、伸長して緊張している場合もあり、
それをスパズムという。

(語録60)
まず呼吸筋の調整をして、次に椎骨の深部筋関連の調整で
椎骨の可動を付けて、その後椎骨の調整を行うと良い。

(語録61)
腰部の後弯は下腿後側の筋力が弱い時に起こる。
下腿裏の筋力をアップさせるとよい。

(語録62)
抗重力筋である下腿屈筋は縮めるだけでなく、脊柱を伸ばす働きがある。

(語録63)
屈曲検査で硬い側はL4を調整すると良い。

(語録64)
動いて痛いものは、運動器系の問題。浅部筋を調整すると良い。

(語録65)
安静にしていても痛みがある神経系の症状は、深部筋の調整が必要。
末梢と中枢の刺激で改善できる。

(語録66)
仰向け、うつ伏せがつらい場合は、椅子に座って調整してもよい。

(語録67)
前後系の刺激は少し強めに入っても大きく壊れないが、
流れ関連の刺激は強い刺激を入れると壊れる。

(語録68)
仰向けは、ASの影響で足が長くなりやすいが、うつ伏せは
ASの影響よりも重心と流れの影響を受けやすい。

(語録69)
骨盤の巻きを治すと、肋骨の巻きまで治ったように見えることがあるが
胸椎のゆがみは治っていない。ぜんそくなどの症状がある場合は胸椎を
調整しないと治らない

(語録70)
流れのきつい人は大腰筋が弱っている。

(語録71)
力のない老人には、優しい刺激で弱ったところに力を付ける調整が必要。

(語録72)
弱っている側のポイントに力がついてくるということは、
力なく軟らかかったところが、硬くなるということではない。
弱っているポイントは呼吸による動きが悪くなっている。
調整すると呼吸がしっかり入ってきて、動きの悪かった
ところが大きく上下し始める。

(語録73)
操作後立ってめまいがするのは、末梢の血流が良くなったせいで、
悪い症状ではないが、一度座らせてから立ち上がらせるとよい。

(語録74)
冷えからくる腰痛はL5、L1からくる。

(語録75)
筋肉系の圧は筋線維をまたぐように圧を加えるが、
ツボの圧は、筋のようにまたぐ必要はない。

(語録76)
下肢の流れがとれてもまだ流れが残る
場合は、大円筋の緊張がとれていない。

(語録77)
肋骨の巻き、右肩の硬さが残っていると、小胸筋がまだ残っている。

(語録78)
椎骨2側の圧は軽くする、特に肋骨は軽く。流れの調整はさらに軽く。

(語録79)
伏せ臥位流れ系検査で足が開きすぎる場合は大腰筋が緩すぎると考える。

(語録80)
重心の歪みが軽い場合は足底とL5で良くなるが、歪みが
大きい場合はT5,L1,L5と調整しないと良くならない。

(語録81)
前後系は特に上下の圧を意識する。

(語録82)
流れ系は特に左右方向の圧に意識をおく。

(語録83)
吸気側は筋の底まで刺激を入れなければいけない。

(語録84)
呼気側は軽い圧、特に流れ系、椎骨の圧にはさらに軽い圧。

(語録85)
左右の圧を4:6とした時、呼気側を4から2に緩めたら、
吸気側は6から8にする。両方合わせた刺激の総量10は変えない。

(語録86)
大円筋、大菱形筋の伏臥位の操作は手を下げないでする方が良い。

(語録87)
T5の圧定操作は手を下げて操作する方がポイントがわかりやすい。

(語録88)
膝の痛みは、前面が大腿4頭筋内外側で調整、後面は膝窩筋で調整する。

(語録89)
右肩甲骨下がり、T3、T5に力を付ける。

(語録90)
左肩甲骨下がり、T7,T11をゆるめる。

(語録91)
五十肩は棘上筋、肩こりは肩井、巨骨

(語録92)
右肩硬い大円筋、広背筋、左肩硬い大腰筋、腹斜筋

(語録93)
肘縮む側の腹斜筋、腹直筋、大腰筋調整

(語録94)
O脚の原因、(1)重心、(2)内側ハムストリング、(3)AS緊張・ハムストリング過伸張

(語録95)
万歳検査で左肩が硬い人は、左腹部の緊張が強い

(語録96)
胸部の歪みは、捻転法でないと調整できない。

(語録97)
仰向けで、膝屈曲の角度と腰椎の関係は、
可動まで屈曲させた角度:L5、
膝が1番落ち着く角度:L3、
L5とL3の間:L4、
L3から少し引いた角度:L2

(語録98)
関節に癒着があると、可動はなかなか直りにくいが、
痛みは楽になるし、体の形も整う。

(語録99)
伏せ臥位で膝を曲げて踵が来る位置が大殿筋ポイント

(語録100)
うつ伏せで、踵が起きすぎていれば、大腰筋の緊張が強く、
踵が倒れすぎている場合は大腿筋膜張筋の緊張が強い。

(語録101)
左右の仙腸関節痛によって、腰が曲がるのは、
疼痛性の弯曲で、流れ、重心とは関係がない。

(語録102)
上腕のまきがきついと大腿部のまきもきつく、
前腕のまきがきついと下腿部のまきもきつい。

(語録103)
L3関連でも、まきと前後の筋肉がある。

(語録104)
伏せ臥位で足の長さを比べる時、つま先が浮く程度の位置で、
踵は無理にねじれを戻さず、踵と踵を合わせて比べる。

このページの先頭へ