現代日本医学の問題点とバランス反射整体の役割

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現代日本医学は著しい進歩をとげています。
近年多くの難病の解明も進み、細胞レベルで
神の領域にまで突き進もうとしています。

それが良いのか悪いのかは別にして、これだけの
進歩をとげながら病気は減っているのかというと、
年々国の医療費の負担は増大し、病人は減るどころか
増加の一途をたどっています。

これをどのように考えればよいのでしょうか。

【現代医学は体を細分化】

大きな病院に行くと内科も外科も
幾つもの科に分けられています。

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例えば、昔は内科だけであったものが、
呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、
血液内科、心療内科、神経内科・・など
細かく分科され、個人病院も大きな
病院においてもその分野に精通した専門医と
呼ばれるスペシャリストが注目を集めています。

医学と科学の進歩は、体を細分化し、小さな
ミクロの解明に凌ぎを削り、遺伝子レベルまで
人体の謎が解明されつつあります。

それにより新たな薬も開発されて、いずれは
現代医学による病気の克服も近いのでは、と
錯覚しそうですが、現実はそう簡単には
いかないと私は考えています。

【人間は一つの固体】

人間の体はひとつの受精卵の細胞から
分裂を繰り返し、それぞれが関連しあって
ひとつの固体である人体を形成しています。

あまりに小さく体を分類しすぎると体全体の関連性が
薄れ、それによる弊害も起きる恐れがあります。

確かに現代医学でないとなおせない病気はたくさんあります。

ですがこういった細分化されすぎた現代医学の考え方では
解決できない病気もまた、たくさんあるのです。

【日本医学では問題視されない体の歪み】

その中のひとつが体の歪みです。

病的な側湾や骨の病気による歪み以外、病院では
歪みを病気として取り扱うことはありません。

(ごく一部の医師が行っている歪みの調整手技はあります)

その理由は、

医学の勉強の中で、歪みが体に
及ぼす影響がどれほどあるのか。

また病気との関連性はどうなのか。

それを問題視する学問が日本にはないからです。

欧米では手技療法によるカイロプラクティックや
オステオパシーなどの医学大学があり、医師の
国家資格制度が整っていますが、日本では
そのような医師資格はありません。

また、歪みの検査やそれを改善する施術は、
一人ひとりに時間がかかりすぎるため、
多額の資金かけた病院では、一人に時間が
かかる歪みの施療は、病院にとって採算が
あわないということがあります。

【歪みの問題性】

a0008_001282 日本の医学が見過ごしてきた体の歪みの
何が問題なのかといえば、姿勢不良による
見栄えの問題だけでなく、器である骨格が
歪めば、その器の中にある臓器や神経や
血管もすべて歪み、そのことで、体の
身体機能や運動能力、精神作用にまで
影響を及ぶということなのです。

【日本の整体流派の問題点】

日本の医学界が問題視しない体の歪みに関して、
民間レベルでは、多くの整体流派がアプローチしています。
そして、流派によって独自の理論をもっています。

それをすべて否定するわけではありませが、中には
慰安マッサージに毛が生えているレベルの整体や
理論があいまいな整体術、暴力的で危険を伴うような
手技を平然と行っている流派もかなりあります。

そのために、手技による医療事故も後をたちません。

医療事故は新聞沙汰になったもの以外に、
利用者さんが泣き寝入りしたものを含めると
かなりの数に及ぶのではないかと思います。

【バランス反射整体】

日本の整体流派のひとつであるバランス反射整体の
基本法則と言えるものを最初に見つけられたのは、
バランス反射療法の源流であの森原貞夫先生と
手技研の藤原雪修先生です。

この法則を基に長い年月をかけ臨床と研究から、
筋肉が5系統に分類されることを見つけ出したのは、
私の師である坂口明という天才整体師です。

この発見により、系統別に分類された筋肉の特性から
各関節の方向性や呼吸のとり方、弛緩側と緊張側の
どちらを優先すべきかなどが決められ、それらを基に
技の細部にわたる改良が進められてきました。

これらの法則は現代医学においては、まだ明らかに
されていませんし、これからも体の歪みを問題視して
いない医師によって解明されることはないでしょう。

【体の法則とは】

a0960_003591 体の基本法則を簡単に説明すると、
筋肉(伸筋)と曲げる筋肉(屈筋)は
同じ筋肉であっても性質が違うということ。

呼吸によって緊張と弛緩をコントロールでき、
呼吸を使えば、ほとんど力を加えなくても
筋肉を作用させることができるということ。

一般に言われる、脳から神経を介して
筋肉が作用するという関係だけでなく、
筋肉からの刺激が神経から脳に伝わり、
その刺激を脳から関連する筋肉に適切に
指令を送ることができるということ、です。

【筋肉を系統別に分類】

筋肉は動きの性質によって5系統に分けられ、
それぞれが頭から体幹部、上肢、下肢の筋肉
まで系統別に関連し合っています。

その法則が理解できていれば、足の操作から上半身を、
手の操作から下半身を調整することも可能になります。

さらに、右手の操作で左半身を、左手の操作で
右半身を調整することも出来ます。

無理に痛みのある個所を触らなくても、体を
改善することができるのです。

【歪みを直す優先順序】

a1700_000004 バランス反射整体独自の系統別検査は、
効率よく歪みを 改善する為に、
どの系統の歪みを優先させるべきか、

その歪みは、左右のどちらの緊張を取るべきか、
逆に左右のどちらに力をつけるべきか、等を適切に
判断できます。

そのため、無駄時な間をかけることなく、
その利用者さんにとって一番適切な操法を
選択することができます。

【バランス反射整体の役割】

このようなバランス反射整体理論は、
西洋医学よりも、鍼灸でいうツボの
流れを示す経絡の考え方(東洋医学)に
近いかもしれません。

バランス反射整体は日本医学の医療分野から
抜け落ちた、「体の歪み」に特化した医学の
1つであると考えています。

体の歪みが解消すればすべての病が治るという
事はありませんが、病院で対応できない問題の
いくつかは、解決できると思います。

また、予防医学の観点からも、体の歪みを
改善することはとても有効なことです。

症状の改善以外にも、ケガや病気の防止、
姿勢の改善、運動機能の正常化
自律神経に関わる呼吸運動の安定など、
これらは歪みの改善で得られる効果です。

病院でなかなか改善しない症状なら、一度、体の
歪みが問題かもしれないと疑ってみてください。

バランス反射整体が症状改善の糸口になるかもしれません。

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