認知症と歩行の深い関係

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NHKの放送で認知革命

「ついにわかった!予防への道」

というのを見ました。

 

脳にはネットワークがあり、認知症は

その人の歩き方にあらわれるそうです。

 

認知症の予防には、MCI(軽度認知障害)の

段階で対処すれば、効果が高いことが分かりました。

 

 

【MCI:軽度認知障害】

認知症の前段階のことを言います。この段階での

対処のしようによっては予防や改善ができます。

 

MCI:軽度認知障害になると、これまでの統計で

通常5年で5割の人が認知症になり、4割の方が

現状維持、1割の方に症状の改善が見られたそうです。

 

この1割の方が改善した理由が、研究の結果分かりました。

それが認知症の改善に役立つ方法です。

 

 

【MCI(軽度認知障害)と認知症の違い】

MCI(軽度認知障害)と認知症の違いですが、

・MCI(軽度認知障害)とは年相応以上の記憶障害で

・認知症とは生活に障害が出る記憶障害です。

MCIは日本に400万人いるといわれています。

認知予防にはMCIの早期発見が重要になってきます。

 

 

【MCIの早期発見法】

MRI検査の脳の画像では、認知症は、

はっきりとした脳の萎縮が診られますが、

MCIの段階では萎縮も少なく診断が

難しいようです。

 

そこで注目されたのが脳のネットワークと

言う物なのですが、脳のネットワークとは

一つの行動は、脳の数箇所の連携によって

制御されているということが分かっています。

 

MCIのなると脳のネットワークの繋がりが

弱なっていることが発見されています。

 

脳のネットワークが弱くなると年相応の

記憶障害以外に、はっきりと歩行の異常が

現れるそうです。

 

 

【MCIの歩行の特徴】

・歩行のスピードが遅くなる。

・歩く歩幅も狭くなる。

・足の裏に掛かる圧も一定ではなくふらつくこともある。

 

歩行は体のバランス感覚、ルートの一瞬の判断など、

脳内ネットワークに問題が出ると歩行が

通常よりも遅くなることが発見されています。

 

 

【歩行の遅い人が認知症のなる人の割合】

・歩く速度が通常よりも遅い人は認知症になる割合が1.5倍

・歩く速度が遅く、記憶の低下が自覚される場合は2倍

 

 

【歩く早さの目安】

MCIの疑い:秒速80cm以下(時速2.9km以下)

・足腰が悪くないのに横断歩道を渡りきれない方は要注意

・歩行のリズムが悪く、時にふらつきがあります。

 

 

【歩行以外のMCIの兆候】

・外出するのが面倒

・外出時の服装に気を使わなくなった。

・同じことを何回も話すことが増えたといわれる。

・小銭での計算が面倒、お札で払うようになった。

・手の込んだ料理を作らなくなった。

・味付けが変わったといわれる。

・車をこすることが増えた。

※3項目以上はMCIの疑いがあります。

 

 

脳のネットワークが弱まる原因

脳の神経細胞や血管に異常が起こることが原因。

血管が損傷し微小出血がでると、周辺の神経細胞が死ぬ。

微小出血が増加するとMCIになり、いずれ認知症になる。

微小出血を防ぐことがMCIの予防法になる。

 

 

【予防法】

息が弾む程度の早歩きを1回・1時間・週3回

・脈拍を120程度に上げる。

・1時間を3回に分けてもOK

・歩幅を5センチ広げて歩く。

※運動は、ひどい腰痛や 関節に問題のある方や

 病気の方は、医師に相談してください。

 

 【歩行が体に及ぼすの効果】

これによりLEGF放出されBDNFが増加する。

LEGF:血管内皮細胞増殖因子が、血液中に放出される。

   傷ついた血管の変わりに新しい血管を作るように

   促す働きがある。

BDNF:神経栄養因子が増える。

   新しい神経細胞をつくるのをうながす働きがある。

 

 

【脳内ネットワークが強くなるフィンガー研究】

①早歩きなどの有酸素運動1日30分

②軽い筋力トレーニング

③食生活の改善:野菜や果物、魚等を積極的に摂り、

    塩分、脂肪を減らす。

④記憶力のトレーニング:週3回・10分程度

 神経衰弱などのカードゲーム

⑤血圧管理:高血圧を防ぐことで微小出血を防ぐ

これらで認知機能を平均25%向上させることが出来るそうです。

 

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